足に合った靴を選ぶ大切さ
足の形や大きさは人それぞれ異なります。
にもかかわらず、多くの人が「デザイン」や「サイズ」だけで靴を選んでしまい、足に合わない靴によって痛みや疲れ、トラブルを感じています。
このガイドでは、足の悩みに応じた靴選びのポイントをわかりやすく紹介し、毎日の歩行をより快適にするためのヒントをお届けします。


よくある足の悩み
 ・外反母趾
 ・幅広
 ・甲高
 ・かかとがうすい
 ・つまさきあがり



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外反母趾
外反母趾は、親指が小指側に曲がり、付け根が外に突き出す変形です。
靴の圧迫や歩き方のクセ、筋力低下、特定のスポーツ、遺伝的要因が原因となり、痛みや炎症を伴うこともあります。
特に幅の狭い靴や先の細い靴は、症状を悪化させる原因になります。
外反母趾の方は、親指の付け根にゆとりがあり、幅広設計の靴を選ぶことが大切です。
また、足のアーチを支えるインソールや、足指がしっかり使える構造の靴もおすすめです。
柔らかい素材や甲の調整ができるデザインを選ぶことで、痛みを軽減しやすくなります。


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幅広
幅広の足は、一般的な靴では小指の付け根や親指の外側が圧迫されやすく、長時間の歩行で痛みやマメができる原因になります。
サイズを上げて幅に合わせると、かかとがゆるくなって脱げやすくなることも。
「3E」や「4E」などのワイズ表記のある靴や、幅広設計の木型を使った靴を選ぶと快適です。
また、甲の高さや調整機能(ひも・ベルト)があるデザインだと、さらにフィット感が高まります。
アッパー素材は、柔らかく足当たりのよいものを選ぶとストレスを軽減できます。


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甲高
甲高の足は、足の甲の高さが平均より高いため、靴の甲部分が当たって痛くなったり、足がうまく収まらなかったりすることがあります。
特に紐靴やスリッポンで圧迫感を感じやすく、ひもやファスナーが閉まらないことも。甲高の方には、甲部分にゆとりのある設計や、甲の高さを調整できる靴(ひも・ベルト・面ファスナーなど)がおすすめです。
アッパー素材は柔らかく、伸びる素材だと圧迫感を軽減できます。
また、無理に大きめサイズにせず、足長とフィット感のバランスを見て選ぶことが大切です。


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かかとがうすい(細い)
かかとが小さく細い人は、足長や幅に合わせて靴を選んでもかかとだけがゆるく、歩くたびにパカパカと脱げやすいという悩みがあります。
このタイプの足には、ヒールカウンター(かかとの芯)がしっかりした靴や、甲や足首をホールドできるデザイン(ひも・ストラップ付き)がおすすめです。
また、かかと用のすべり止めパッドやヒールグリップでフィット感を補うのも効果的。
柔らかすぎる靴やスリッポンはかかとの安定感が不足しやすいため、避けた方がよい場合もあります。
脱げにくく、安定して歩ける設計の靴を選びましょう。


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つまさきあがり(浮き指・反り指)
つま先上がりの足(浮き指・反り指) つま先が上がっている足は、靴の中で指先が上方向に反ってしまい、靴の内側に当たって痛みや爪の変形が起こりやすくなります。
歩行時に指がうまく地面に接地できず、踏ん張れない・前に滑るなどのトラブルも起こりがちです。
このタイプのかたには、つま先部分にゆとりのある靴(トウボックスが高め)や、柔らかい素材のアッパーが向いています。
また、指の下にクッションパッドを入れることで接地性が高まり、疲れや痛みの軽減につながります。
足指が自然に使える靴を選びましょう。


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